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1995年 池下向陽に囲炉裏料理『紅kou』を開店
店の個性をうい出したかった器をどうしても女性の陶芸家に
お願いして、瀬戸によく通いました
1階バーカウンターに囲炉裏を掘ったスタイルと
2階は広間に囲炉裏テーブルの2つの空間で展開、
カウンターでは変わった形の器で運営してました
1999年 栄(矢場町)に、支店 囲炉裏料理『遥haru』を開店
旅館のお食事所をイメージしたスタイルなので、
3階まで全て白木の床に靴を脱いでのお食事を展開
土岐の陶芸家に依頼して重厚感ある器を揃えました
この頃には有名な陶芸家が何人かいらっしゃる様になり、
「自分で作ってみてはどうか」と勧められ、陶房を作る事を考える
様になりました
2003年 覚王山北に陶房と囲炉裏料理『碧ao』を完成
登録制で定休日の昼2時に陶芸、ろくろを回した後
15名程で囲む大きな囲炉裏で、相席スタイルで、
スタッフと一緒に食事をするかなり変わった店を展開しました
今まで友人の陶芸家に依頼して作っていた器を、
自身で焼き始めました。
2009年 池下に囲炉裏料理『炭兆sumityou』を開店
8室、全室半個室のスタイル。
個室は、あまり好きなスタイルではなかったのですが
コロナの時期にこの店が助けてくれる事となりました。
ここ炭兆では焼き上げた器も展示するようになり、比較的お客様の
少ない平日に、少人数でいらしたお客様には、変わった形の器で
ご提供させていただく事になりました
2023年 本店の『紅kou』を 『紅 炭兆本店』として新装開店、
建物から壊して作り直しました
30年以上かけて集めたブッダを飾る博物館の様なスタイル。
食材に合わせた器を自社の陶房で焼き上げ、その中に囲炉裏を置く
個性的な、どこにもない店を造ったつもりです。
自分が造った、最初の店を最後の店としてこの夏動き始めました
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